

YAMADA
STORY
“後天性サキュバス化”
それは、悪魔による気まぐれの罪滅ぼしが生んだ、歪な代償。
…ここに自分の意思とは関係なくサキュバスになってしまった少女がひとり。
無意識に放たれるフェロモンは男性の理性を奪い、催眠状態へと誘う。
催眠状態となった男性は、少女に対する性的な衝動が抑えられなくなり――
「そこの女子ッ!止まりなさい!」
腹の底から絞り出すような怒号が、息も白ばむ早朝の校内に響き渡る。
その直後、強い力が山田の肩へと食い込んだ。
山田が背後を振り返るとそこには、荒い呼吸を繰り返す学年主任の顔があった。
「怪しいな…何か隠し持っているだろ!? 今から身体検査を行う!」
言うが早いか、学年主任の手が山田の腕を強く引く。
抵抗する間もなく連れ込まれた先は、すぐ近くにあった保健室だった。
問答無用でベッドへと押し倒され、乱暴な手つきで制服の前がこじ開けられる。
「……何も持っていません」
言葉とは裏腹に、ずり上がったスカートの奥から極小の黒い布地が顔を覗かせる。
晒された肌には、羞恥と興奮の熱がじんわりと広がっていく。
山田はもう、全てを受け入れるよりほかなかった。




制服を脱がし、白い肌着をめくると、マイクロビキニの全貌が露わになる。
男の劣情を煽り、スムーズに行為へと及ぶための卑猥なデザイン。
『事後の着替えや後処理が楽だから』というのは本人談だが、その視覚効果は絶大だ。
「やはりこんな危険なものを隠し持って…!
これのせいで私の勃起が止まらないんだ、責任を取りなさいッ!」
山田の眼前に差し出された男根は、天を突くように反り返り、その先端からは迸る欲望を滲ませていた。
辺りに漂う濃密な雄の臭いが、内に眠るサキュバスの本能を目覚めさせる。
「誤解です…こんなこと、やめてください……❤」
そう言う山田の顔は、完全に蕩け切っていた。
媚びるように男根を舐め回し、下品に開いた脚の付け根からは愛液を溢れさせている。
ゆっくりと、着実に、快楽の波が理性を飲み込んでいく。
――確か先生には奥さんいるはずなんだから私で浮気なんかさせちゃダメなのに、
腰…ヘコヘコしないでぇ…だめ、口も、勝手に、ごめんなさい、ごめんなさい…❤
「どうやって責任取ったらいいのか…先生のおっきなおちんちんで教えてください❤」
――ああ本当に、サキュバスなんて嫌…❤